
スーパーや青果店に並ぶ野菜の中から、新鮮でおいしいものを選ぶにはちょっとしたコツが必要なんです。そこで、野菜を知り尽くしたプロが、旬の野菜の見極め方を教えます!


おひたしやごま和え、炒めもの、パスタなど、さまざまな料理に活躍するほうれん草。
原産地は西アジア(イラン・ペルシャ付近)とされ、植物学的にはヒユ科ホウレンソウ属に分類される緑黄色野菜です。
大きくアジア系の「東洋種」とヨーロッパ系の「西洋種」に分かれ、交易や人の移動、イスラム文化圏の広がりとともに世界各地へ伝わっていきました。日本には、戦国時代末期の16世紀頃に中国から東洋種が伝来し、江戸時代末期には西洋種がもたらされたといわれています。
東洋種は葉が薄く、先がギザギザしているのが特徴で、アク(シュウ酸)が少なめです。
一方、西洋種は葉が丸く厚みがあり、アクが強い傾向があります。現在、日本の市場に出回っているほうれん草の多くは、これら東洋種と西洋種を掛け合わせた交配種。えぐみが出にくく、育ちやすいよう工夫された品種が主流です。





色が濃いものを選ぶのが緑黄色野菜のキホン。
産地や気候によっても差はありますが、ほうれん草が旬を迎えるのは11~2月頃。この時期になると、あえて寒い中で露地栽培をした「縮みほうれん草」が店頭に並ぶことも。縮みほうれん草は通常のほうれん草よりも甘みが強く、しっかりとした歯ごたえが特徴。見かけたらぜひ、食べ比べてみてください。



取材協力/野菜ソムリエプロ・料理研究家 安部加代子さん
ライター/河西みのり
料理撮影/安部加代子さん
※画像はイメージです。
※味わいの表現は個人の感想です。

はとぼん編集部
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