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スーパーや青果店に並ぶ野菜の中から、新鮮でおいしいものを選ぶにはちょっとしたコツが必要なんです。そこで、野菜を知り尽くしたプロが、旬の野菜の見極め方を教えます!


長ネギはヒガンバナ科ネギ属の野菜で、中国西部からシベリアにかけての寒冷地が原産といわれています。日本へは奈良時代ごろに朝鮮半島を経て伝わり、平安時代には広く普及していました。
また、長ネギは大きく「千住ネギ」「加賀ネギ」「九条ネギ」の3系統に分けられます。
一般的に関東を中心に「長ネギ」と呼ばれるのは、「千住ネギ」に代表される白ネギ(根深ネギ)です。土寄せをして白い部分を長く育てることから“根深”と名付けられました。
一方、関西では緑の葉の部分を多く食べる「九条ネギ」などの青ネギ(葉ネギ)が親しまれてきました。青ネギは葉の部分が柔らかく、香りが穏やかなのが特徴です。
生のままでは独特の香りや辛味があり、加熱するととろりと柔らかく、甘みが増す長ネギは、薬味など“脇役”としてはもちろんのこと、煮物や焼き物など、さまざまな料理に活躍します。






一年中出回っている長ネギですが、寒い地域原産ということもあって旬はやはり冬。特に、冬になると出回る泥付き長ネギは甘みが強く(泥付きでなくても甘味が強い品種もあります)、煮込めばとろりととろけるような食感になります。また、切り方によって味わいが大きく変わるのも長ネギの特徴のひとつ。大き目に切って加熱すれば柔らかく、千切りにすればシャキシャキとした歯ごたえなど、調理法に合わせて変えてみましょう。いろいろな料理で、長ネギのおいしさを楽しんでみてくださいね。


取材協力/野菜ソムリエプロ・料理研究家 安部加代子さん
ライター/河西みのり
料理撮影/安部加代子さん
※画像はイメージです。
※味わいの表現は個人の感想です。

はとぼん編集部
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