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使いこなすスパイスの世界〜第5回 シナモン編

スパイスは料理の心強い味方!

スーパーのスパイス売場、素通りしてほとんど活用したことがない人が、意外と多いのでは?実はスパイスは、カレーだけでなくいつもの料理にも大活躍。ほんのひと振りで料理の表情を劇的に変えたり、食卓に異国の雰囲気が広がったり、その可能性は無限大です。この連載では、スパイスの魔術師!?でもある料理研究家・佐藤わか子さんと一緒に『スパイスの使いこなし術』をご提案。第4回目は刺激的な香りがたまらないナツメッグを使いこなし第5回は『シナモン』。アップルパイやチャイなどで馴染み深いスパイスですが、今回はあまり知られていないシナモンの魅力を大公開。意外な使い方もご紹介しちゃいます!
缶詰のデミグラスソースと濃厚トマトジュースを使った簡単ビーフシチューでも、最後の仕上げにシナモンパウダーを加えると、ワンランクアップした大人の味わいに!薄切り肉をくるくるまとめて塊肉のようにすれば、長時間煮込まなくてもお肉が柔らかに仕上がります。
食パンにクリームチーズを薄く塗り、スライスしたりんごとちぎったクリームチーズをのせレモン汁を少々。トーストしてシナモンパウダーとはちみつをかけたらできあがり!シャキシャキ感の残るりんごとクリームチーズのまろやかさ、シナモンの甘い香りが合わさってクセになるおいしさです。
チャイを作るときはじわじわと煮出していくので、スティックタイプのシナモンを使います。セイロンシナモンなら上品な甘い香りに、カシア系ならピリッと刺激的な風味のチャイに。煮出す時間や種類で味わいが変わるのも楽しい!できあがったらレードルですくって高いところから落とし、空気を含ませると香りが立つのでお試しを。
ゆで卵をひと晩調味液に浸けるだけの簡単味玉ですが、シナモンの風味が加わるだけで和風から中華風に一変します。インスタントラーメンでも、この味玉をのっけるだけで格上げ!味玉を適度な大きさに切ってキャベツの千切りをかけたり、豆腐と合わせてピータン豆腐風にと、あと1品足りないときの強い味方に!
煮出すときはシナモンスティック、仕上げに風味を足すときはシナモンパウダーを使うのが正解。また、上品に仕上げたいときはセイロンシナモン、ガツンと刺激的にしたいときはカシアと種類で使い分けもできます。 お菓子だけじゃもったいないので、いつもの料理にすこーしだけ入れて、味のマンネリ回避をしてみてください。 第6回のスパイスは『カルダモン』です。 どんな使いこなしアイデアが生まれるか、お楽しみに!
※シナモンは摂りすぎると中毒症状などを引き起こすことがありますので、過剰に摂りすぎないように注意してください。
取材協力/各国料理研究家・栄養士 佐藤わか子さん ライター/大矢晶子 撮影/田辺エリ イラスト/前田はんきち ※画像はイメージです。 ※味わいの表現は個人の感想です。
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